2018/12/23 きのこ撮り【37】

大阪府箕面市の裏山きのこ事情です。

3日前から一日のうちのどこかでシトシトとした雨が降ってます。先週は5℃までしか上がらなかった谷、今週は13度まで上がってました。気温が上がり水分もたっぷり、前半はキクラゲ祭りでいきま~す(^o^)/

01.2週間ほど前からヒメムラサキゴムタケと思われるキノコをいろんな場所で見かけるようになってきた。ただし、これは脳ミソ状。「ヒメムラサキゴムタケの無性世代(アナモルフ、不完全世代)」というものでしょうか?

少し「北陸のきのこ図鑑」をめくってみました。

ムラサキゴムタケ(春~秋、広葉樹からの発生が多い。)、ヒメムラサキゴムタケ(秋~冬、腐木上)、ムラサキゴムタケモドキ(秋、針葉樹上)

針葉樹ではなく広葉樹。ここ2週間は0℃を下回る日もあったので、冬とみなしてよいでしょう。図鑑の記載通りであれば、環境的にはヒメムラサキゴムタケとなりますが。

しかし、いくら探してもこの材にゴムタケ型のものは見当たらない。右上に見える白いものはハカワラタケとかシハイタケのような硬いキノコで、倒木全体を覆うように生えていた。

先週、20mほど離れた倒木にはゴムタケ型のものがあったはず。

02.ありました。こちらは、「ヒメムラサキゴムタケの有性世代(テレオモルフ、完全世代)」でしょう。というか、ヒメムラサキゴムタケでしょう(笑)色はアナモルフの方が明るく鮮やか!

03.フクロキクラゲ。色以外はヒメのアナモルフにそっくりです!

04.コガネニカワタケでしょうか。

生長したものの一部は色が抜けてました。先端の尖りもありません。

05.シロキクラゲ。

06.こっちはシロニカワタケではないか?「日本のきのこ」には初夏から秋と記載があるので別ものかも。小さいものが点々と出ており、シロキクラゲとは発生の様子が違う。

アップにすると確かに脳ミソ状。

07.ウジャウジャとアラゲキクラゲの幼菌。見ない時はホント見ないのですが、出てるところには出てるんですね。

こんな形のものも。

まるでウラスジチャワンタケのよう。

早く大きくなった姿を見せてほしい。

08.ハナビラダクリオキンとかでしょうか?広葉樹から。

09.ハナビラニカワタケ

10.雨でパンパンに膨れたヒメキクラゲ。

11.キクラゲ

12.タマキクラゲ

ようやく、キクラゲ終了です!

13.この時期に夏のキノコであるクロシワオキナタケが(驚)

その裏側。

14.キララタケの疑いがかかったキノコ。

で、何なのかは不明(笑)

15.コツバイチメガサorクサアジロガサかもしれません。

夏よりだいぶ小さい。というか極小。それでも、生長したものにはちゃんとツバが。

16.サガリハリタケ

17.松の倒木から出ていた。

18.ハチノスタケ幼菌。この姿は秋と春に見られる。

生長したものも生き生きと。

やはり裏側が映えます。

19.スエヒロタケに雫が。

20.ヌメリツバタケ

21.曲がってるけどニオイアシナガタケ?

22.この裏側、魅力的です。ヌルデタケ。もう少し明るく撮りたかった(笑)

23.ムササビタケ似のキノコ。

勢いは増すばかり。

24.不明

25.キヒラタケ

26.スギカワタケ

27.おそらくスッポンタケが流れたもの。奥から手前に倒れ、朽ちたと思われる。

28.ヒメorロクショウグサレキンorモドキ

29.不明。老菌かもしれない。

30.不明。

31.不明。

32.変形菌。この後どうなるのか?

33.変形菌(ヘビヌカホコリ?)

34.変形菌(マメホコリではないと思うが分からない)

35.野良ナメコ。ナメコ栽培している谷の切株に生えていた。収穫にはちょっと早い。

36.天然ヒラタケ。2株ほど収穫。

こちらは採り頃。

これは小さいので見置き。収穫したものは高槻のとあるご家庭に持って行きました。

37.栽培シイタケ

 

 

 

 

 

 

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