大阪府箕面市の裏山きのこ事情です。
3日前から一日のうちのどこかでシトシトとした雨が降ってます。先週は5℃までしか上がらなかった谷、今週は13度まで上がってました。気温が上がり水分もたっぷり、前半はキクラゲ祭りでいきま~す(^o^)/
01.2週間ほど前からヒメムラサキゴムタケと思われるキノコをいろんな場所で見かけるようになってきた。ただし、これは脳ミソ状。「ヒメムラサキゴムタケの無性世代(アナモルフ、不完全世代)」というものでしょうか?
ムラサキゴムタケ(春~秋、広葉樹からの発生が多い。)、ヒメムラサキゴムタケ(秋~冬、腐木上)、ムラサキゴムタケモドキ(秋、針葉樹上)
針葉樹ではなく広葉樹。ここ2週間は0℃を下回る日もあったので、冬とみなしてよいでしょう。図鑑の記載通りであれば、環境的にはヒメムラサキゴムタケとなりますが。
しかし、いくら探してもこの材にゴムタケ型のものは見当たらない。右上に見える白いものはハカワラタケとかシハイタケのような硬いキノコで、倒木全体を覆うように生えていた。
先週、20mほど離れた倒木にはゴムタケ型のものがあったはず。
02.ありました。こちらは、「ヒメムラサキゴムタケの有性世代(テレオモルフ、完全世代)」でしょう。というか、ヒメムラサキゴムタケでしょう(笑)色はアナモルフの方が明るく鮮やか!
03.フクロキクラゲ。色以外はヒメのアナモルフにそっくりです!
生長したものの一部は色が抜けてました。先端の尖りもありません。
06.こっちはシロニカワタケではないか?「日本のきのこ」には初夏から秋と記載があるので別ものかも。小さいものが点々と出ており、シロキクラゲとは発生の様子が違う。
07.ウジャウジャとアラゲキクラゲの幼菌。見ない時はホント見ないのですが、出てるところには出てるんですね。
ようやく、キクラゲ終了です!
夏よりだいぶ小さい。というか極小。それでも、生長したものにはちゃんとツバが。
22.この裏側、魅力的です。ヌルデタケ。もう少し明るく撮りたかった(笑)
27.おそらくスッポンタケが流れたもの。奥から手前に倒れ、朽ちたと思われる。
35.野良ナメコ。ナメコ栽培している谷の切株に生えていた。収穫にはちょっと早い。
これは小さいので見置き。収穫したものは高槻のとあるご家庭に持って行きました。