いよいよ7月に入り夏です。雨もよい感じで降ってくれ20種以上の初物を見ることができました。ただし、「いよいよ夏キノコ~\(^o^)/」という感じではなく、春から夏前にかけて見かけるべきキノコも多く、やはり今年のキノコ事情は例年とは異なります。夏のハーフタイム「8月」を終えたあと、後半戦にどのような影響がでるか気になります。まずは7月をしっかり記録せねば~。
ようやくミミブサタケ登場。まだテニスボールくらいの大きさ。落ち葉とそっくりなため、このサイズのものを見つけるのは至難の業。焦点が合わないと見つけることはできない。
カビにやられているミミブサタケがあったのでたまたま目に入りました。
こちらもようやくのアンズタケ。
クモタケか?先の錆びたクギか?ここからアミスギタケになるのか?様々な姿を見せてくれるキノコ。
裏はアシグロタケ幼菌をイメージさせる、まさかの「のっぺらぼう」。ピントが合ってないだけかも・・・。ネットに情報はないし、掲載図鑑も持っていない。これがウスキアシグロタケ(Polyporus leptocephalus)というもの?
裏山で見かけるのはこの場所だけ。自宅から徒歩3分なのであまりありがたみが感じられないシロスズメノワン。
何でこんなところに那智黒が?しばし考えコブリビロードツエタケだと分かるまでに時間がかかる。
雨降る中でツエタケであることを確認。先っちょは折れました・・・(;´Д`)
ようやくです。苔から出るヒナノヒガサ。ちなみに苔の下はアスファルト。外院の杜入り口手前です^^;
白くないけどシロカイメンタケ。白い姿を見せるのは1ヶ月後くらい。
これもオオホウライタケに似ているが、材から出ていること、多少ではなく思いっきり束生していること、から別物だと思います。
こっちにも出てました。先週はなかったような・・・、見落とし?
ウマノケタケというものでしょうか?どこへ行ってもこのキノコが森を埋め尽くしてました。
その裏側。柄の付け根部分に綿毛がないのでキツネタケモドキの方でしょうか。
ピンボケ。シロコナカブリか?
モミの木の根元に5~6本。見えてる部分は、全身同色のコショウイグチ。
引っこ抜くと柄の付け根は白~黄色っぽい。かじると苦いそう。私は味覚が発達してないので全然苦くない・・・。
あちこちで出ていたシロキクラゲ。10個体以上見かけたのは初めてでした。
これもシロキクラゲでしょうか?何か違和感がありました。シロキクラゲと思われるものは、①せいぜい径10cmまでの材から発生。②発生はすべて倒木の地面に接していない(浮いた状態)部分から発生。③いずれも樹皮の残った比較的新しい材から発生。
見た目からもシロキクラゲでないことは分かります。これがシロニカワタケ?
→図鑑の写真を見ると材の太さは真逆でした・・・。難しいですね><
先週が最後と言いましたが・・・、まだ出てたクロシワオキナタケ。記録的な長さ。
写真左下部分に見える黄褐色の菌糸マット(オゾニウム)が目印、コキララタケ。
老菌はこんな感じに。倒木の太い幹から出るものはなく、径20cm未満の枝から出ていた。
たくさん出ているのに、何故か今年は一度も幼菌を見ていないウラベニガサ。傘はピンボケのため割愛・・・。
最終段階に入ったダイダイガサ。幼菌の姿からは想像できません。
その裏側。和名のない「Gliophorus irrigatus」という学名のものに似ている。
不明種 花のようなキノコ
疲れました・・・、あとは今後調べてみたい不明菌。写真だけ載せていきます。
最初、ウマノケタケかと思いましたが、ハナオチバタケ褐色タイプでもないし、よく分かりません。